こんにちは、はんか です。
今回は、家庭用フィットネスバイクのALINCO(アルインコ)AF6200を6ヶ月使ってみたのでレビューします。
出典:Amazon
フィットネスバイクにはいろいろな種類があって値段もそこそこするので、初めて購入するときはどの製品にすれば良いの悩む方も多いと思います。
わたしもいろいろと調べて悩んだ結果、アルインコのAF6200を購入したのですが、実際に6ヶ月間、毎日使ってみると、カタログだけではわからなかった良いところやイマイチなところがいろいろとあったので、個人的に感じたことをまとめてみます。
アルインコのAF6200の購入を検討しているかたや、フィットネスバイク選びで悩んでいる方に参考にしていただければと思います。
YouTube動画でも紹介しているので、そちらもぜひご参照ください。
アルインコALINCOについて
アルインコは大阪に本社のある日本の企業で、フィットネス機器の他にも建築機材や通信機器、医療機器など、さまざまな製品の開発・製造・販売をしている会社です。
フィットネスマシンに関しては、かなり昔から取り扱っていて、わたしは10年くらい前にもアルインコのフィットネスバイクを購入したことがあるので、フィットネスバイクといえばアルインコというイメージを持っていました。
国内の企業で長い実績があるというだけでも、なんとなく安心感がありますよね。
最近ではホームセンターや家電量販店などでも取り扱っている店舗がたくさんありますし、Amazonや楽天、Yahooなどのネットショップでも手軽に購入することができます。
アルインコのフィットネスバイクの種類
アルインコのフィットネスバイクにはいろいろな機種がありますが、わたしは価格や機能から以下の3機種に絞って購入を検討しました。
クロスバイク
とにかく安く購入したいならクロスバイク。
約12,000円くらいで購入できるので、初めてのフィットネスバイクであまり予算をかけたくない場合などには最適です。
折りたたんでコンパクトに収納できるというメリットもありますし、機能的にも負荷調整や使用体重制限、連続使用時間など、運動に必要な基本的な機能は他の機種とほとんど同じです。
- サイズ:W460×D940×H1,080mm
- 重量:約14.5kg
- 負荷調整:マグネット負荷8段階調節
- 連続使用時間:30分
- 使用体重制限:90Kg
- 心拍測定:不可
- 体力評価:不可
- 折りたたみ:可能
- 電源:単3乾電池2本
実際に店頭で展示品に試乗してみましたが、想像以上に座り心地が良くて、これが1万円くらいで買えるのは凄いと思いました。ただ、シンプルな構造なので耐久性が不安なことと、心拍測定ができないことが少し気になります。
コンフォートバイクⅡ
最近発売された機種で、人気No.1なのが コンフォートバイクⅡです。とにかく見た目がかっこいいので、外観で選ぶなら間違いなくこの機種を選びます。
基本性能も充実していて、折りたたむことができることや、クロスバイクにはなかった心拍測定にも対応していることに魅力を感じました。
- サイズ:W535×D1,170×H1,000㎜
- 重量:約18.0 kg
- 負荷調整:マグネット負荷8段階調節
- 連続使用時間:30分
- 使用体重制限:90Kg
- 心拍測定:可
- 体力評価:不可
- 折りたたみ:可能
- 電源:単3乾電池2
こちらも実際に店頭で試乗してみましたが、座り心地に感しては意外にもクロスバイクのほうがしっくりきました。この辺は個人の体型などによっても変わってくるのだと思います。
また、やはり構造的に耐久性が不安なことと、多機能ですが不要に感じる部分もいくつかあったので、その分だけ価格が割高に感じました。
エアロマグネティックバイク AF6200
家庭用フィットネスバイクの定番と言われているのがAF6200シリーズです。昔からある機種で、多くのユーザーから高い評価を得ています。
折りたたみはできませんが、その分だけ剛性が高く、クロスバイクやコンフォートバイクⅡは対応していなかった体力評価機能もあります。
- サイズ:W515×D810×H1,240mm
- 重量:約22kg
- 負荷調整:マグネット負荷8段階調節
- 連続使用時間:30分
- 使用体重制限:90Kg
- 心拍測定:可
- 体力評価:可
- 折りたたみ:不可
- 電源:単3乾電池2本
どの機種も一長一短でかなり悩んだのですが、昔購入したフィットネスバイクが2年くらいで壊れたしまった苦い経験があったので、今回は耐久性が高そうなAF6200を選びました。
アルインコ AF6200の耐久性
AF6200の耐久性に関しては、今のところ全く問題ありません。まだ6ヶ月しか使っていませんが、最初の3ヶ月は朝40分、夜40分の1日合計80分の運動を毎日行い、その後の3ヶ月は朝40分のみにして毎日続けてきましたが、安定感は抜群です。
連続使用時間30分というのを完全に無視して使っていますが、今のところ壊れる気配は全くありません。
液晶用の単3電池もまだ切れていないので、ランニングコストはほとんどかかっていませんし、ジムに通ったりすることを考えれば、すでに購入費用ぶん以上の仕事をしてくれました。
テレビやスマホ、タブレットなどをみながら運動できるので思っていたよりもずっと楽に継続できましたし、天候や時間や身だしなみを気にせずマイペースで取り組むことができるので、本当に購入して良かったです!

アルインコ AF6200のイマイチなところ
AF6200は評判どおりのフィットネスバイクで、基本的にはとても満足しているのですが、6ヶ月も使っていると細かな不満点もみえてきます。ここからは、実際に使ってみて個人的にイマイチだと感じたところをまとめてみます。
AF6200の乗り心地はイマイチ
これはAF6200に限らず、価格の安い家庭用フィットネスバイクによくあるデメリットですが、サドルが硬くて乗り心地はイマイチです。

体重や体型などにもよると思いますが、わたしは10分くらい連続でこぐと定期的に立ちこぎしないと厳しいくらいお尻が痛くなりました。
そのため、別売のサドルカバーを購入して使っています。

これを使うと40分こいでもほとんどお尻が痛くならないので、わたしの場合はフィットネスバイクの必需品となっています。
また、サドルの位置が上下にしか調整できないので、わたしの場合はグリップを握ると少し前傾姿勢になってしまうのも気になります。

グリップの角度を変えることはできるので、なんとか自分なりに負担の少ない姿勢に調整することができましたが、できればサドルを前後に調整できればと感じました。
AF6200の上位機種のAF6200SPであれば、サドルの前後調整もできるようですが、値段も高くなってしまうので悩ましいところです。
タブレットホルダーは欲しかった
わたしはAF6200をこぐときはスマホやタブレットをみながらこぐことが多いので、やっぱりタブレットホルダーはあったほうが良かったと思いました。
コンフォートバイクバイクⅡにはタブレットホルダーが付いていますが、ホルダーがモニターの下にあるので、タブレットを置くとモニターが見えなくなってしまうと思います。
車載用のタブレットホルダーなども試してみましたが、最終的にホームセンターで購入したフックを液晶に取り付けて、そこにタブレットを載せるのだけのほうが着脱も簡単だったので、今はその状態で使っています。

見た目が少し残念ですが…

「ながら運動」が魅力のフィットネスバイクなので、スマホやタブレットホルダーは予想以上に重要なポイントだと感じました。
心拍測定のエラーが多い
AF6200はグリップ部分で脈拍を測りモニターに心拍数が表示されるようになっていますが、この表示がエラーになったり数値の変動が不安定であんまり信用できません。

手に汗をかくとエラーになることが多いようですが、毎回手の汗を拭き取るのも面倒です。
しっかりと心拍数を測って身体への負担を確認しながら運動するなら、耳で計測できる心拍数計や、スマートウォッチなどを併用する必要があると思いました。
やっぱり大きくて存在感が気になる
我が家ではAF6200をリビングに置いていますが、やっぱりけっこう邪魔ですねw
購入前から予想はしていたことですが、やはりかなりの存在感なので、設置場所をしっかりと想定しておく必要があると思います。

ただ、前方にキャスターがついていて、少し傾ければ片手でも簡単に移動できるので、掃除のときや急な来客などのときも動かすのが大変ということはありませんでした。

クロスバイクのように折りたたみができたら簡単に収納できますし、コンフォートバイクⅡのようにオシャレな外観だったらリビングに置いていても気にならないのかもしれませんね。
アルインコAF 6200はおすすめ?
アルインコAF 6200は必要十分な機能と丈夫で安定感のあるフィットネスマシンで、値段もそれ程高くはないので、初めてのフィットネスバイクにはおすすめです。
ただ個人的には、体力測定などの機能はほとんど使わなくなってしまいましたし、心拍測定があてにならないということもあって、さらに安く購入できるクロスバイクでも良かったかなと思っています。
フィットネスバイクは自宅で自分のペースで行うことがでにるので、実際に使ってみると想像以上に取り組みやすい運動でした。
フィットネスバイクに、興味のある方はぜひ、予算や生活スタイルなどに合わせて、最適な機種を検討してみてください。
以上、ALINCO(アルインコ) AF 6200 の紹介でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。