こんにちは、はんか です。
今年の冬は、小学生になった長男がスキーに挑戦したいということで、わたしも約10年ぶり雪遊びの道具を揃えることになりました。
スキーとボード、ブーツなどは昔使っていたものやリサイクルショップで調達したものを寄せ集めてなんとかなったのですが、ウェアは使えそうなものがなく、新しく購入することに。
今さらあまり高価なものは買えないので、ボードのインストラクターをしている後輩にコスパの高いおすすめウェアを聞いてみると、
コスパならワークマンが最強ですよ!
ワークマンってあの作業着とかの!?
と、いうことで、いろいろと調べて探してみた結果、最終的に購入したのがワークマンのイージス360°リフレクトです。
実際にイージス360°を着てスキーとスノーボードに行ってきたのですが、結論からいうと十分すぎる性能に大満足!まさにコスパ最強です。
今回は、ワークマンのイージス360°の特徴や使用感などをレビューしたいと思いますので、これからスキーやスノーボードを始めたい方や,久しぶりに再開したいけど、ウェアにはあまりコストをかけたくないという方なんかに参考にしていただければと思います。
イージス360°の特徴
ワークマンには、スノーウェアに特化したイージススノーがあるのですが、人気が高くて公式サイトではすぐに売り切れてしまい、店舗を何件かまわりましたが、ちょうど良いサイズがなかなか見つかりませんでした。
そんな時に見つけたのがイージス360°です。
正直、今年のイージススノーのデザインはあまり好みではなかったのですが、イージス360°のシンプルでスタイリッシュなデザインは個人的にかなり好き。調べてみると機能的にも必要十分だったことから、迷わずイージス360°を購入しました。
イージス360°はライダーに特化したウェアと言われており、反射材を使うことで暗い所での安全性を高めたり、各部を絞り込んで風によるバタつきを抑えることができたり、収納できるフェイスガードが付いていたりします。
もちろん、防寒性能はイージススノーと同等で、スノーウェアとしてゲレンデでも使える仕様になっています。タグにはウィンタースポーツもしっかりと用途に入っていました。
-2022年1月追記-
イージススノー2021-2022年モデルも購入して使ってみたので、興味のある方は下記のレビューもご参照ください。個人的な感想としては2021-2022年モデルのイージススノーよりはイージス360°のほうが機能的で万能だと思います。
イージス360°の防水性能
イージス360°の耐水圧は10,000mm。
雪はもちもん、多少の雨なら問題なく使えるレベルの防水性能がありますし、蒸れにくさを示す透湿性も8000g/m2とかなり高いので、ゲレンデでスキーやスノーボードを楽しむためのスノーウェアとしては十分な機能です。
さらにジャケットの外部のポケットは全て止水ファスナーが採用されているので、小物を携帯したいときも便利。
イージス360°の防寒性能
イージス360°を着て2日間ゲレンデに行きましたが、防寒性能に関しては完璧です。外からの風を通さないのはもちろんですし、首回りもしっかりとカバーしてくれるので、寒さを感じることは全くありませんでした。
むしろ天気が良い春スキーなんかは暑すぎるかもしれません…
一度、大雪の朝に吹雪の中で家の周りの除雪作業をしたのですが、めちゃくちゃ暖かくて快適でした。さすがワークマン。作業着としても完璧ですw
イージス360°はブーツにかぶる?
購入時に少し不安だったのが、イージス360°のパンツの裾部分が、大きなスキーやボードのブーツの上に被せることができるかとうか。
使ってみた結果、全く問題ありませんでした。イージス360°のパンツの裾部分はベルクロを外して広げることができるようになっているので、かなり大きなスキーのブーツでも、スッポリと被せることができます。
イージス360°の動き安さは?
実際に使ってみて一番驚いたのは、イージス360°の着心地の良さです。見た目は厚手でゴアゴアしてますが、驚くほど軽くて、随所にストレッチ素材が採用されているので、関節の動きを妨げません。かなり激しく動いても、分厚いウェアを着ているとは思えないほど身軽です。
スキーやスノーボードはもちろんですが、休憩のときなどに膝を深く曲げてしゃがんでも窮屈に感じることは全くありませんでした。
イージス360°のサイズ選び
ワークマンのウェアは細身なのでワンサイズ大きいものを選んだほうが良いと言われています。特にスノーウェアとして使う場合は、インナーを着込むこともあるので、大きめのサイズがおすすめです。
わたしは身長174cm、体重61kgで、普段はLサイズを選ぶことがほとんどですが、今回のイージス360°はジャケットがLLサイズ、パンツは3Lを購入しました。(パンツはLLが売り切れで仕方なく…)
ジャケットはちょうど良いサイズでしたが、パンツは少し大きく感じました。ただ、スウェットの上に履いても余裕があるので使い勝手がいいですし、大き過ぎて動きづらいということもありません。
やはりワンサイズ大きいものがちょうど良さそうですが、個人的にはスノーウェアとして使うのであれば、2サイズ大きくてもギリギリ許容範囲です。
イージス360°とイージススノーの違い
スノーウェアとしてワークマンの防寒ウェアを使いたい場合、第一候補はゲレンデ仕様に特化したイージススノーになると思います。
わたしはイージススノーを使ったことがありませんが、製品ページの基本仕様を確認しながら、イージス360°とイージススノーの違いについて、個人的に気になったポイントをまとめてみます。
価格が高い
イージス360°リフレクトはイージススノーよりも約4,000円くらい価格が高くなります。
イージス360° | イージススノー | |
ジャケット | 6,800円 | 4,900円 |
パンツ |
4,900円 | 2,900円 |
合計 | 11,700円 | 7,800円 |
反射素材や耐熱素材などの特殊な生地をたくさん使っているので仕方ないのかもしれませんが、スノーウェアとしては不要なところもあるので、コスパ重視で選ぶならイージススノーのほうが有利です。
ベンチレーションがない
イージススノーには脇の下にはファスナーがついていて、ここを開くことで換気できるベンチレーション機能がありますが、イージス360°にはこの機能はありません。
実際にイージス360°を着てゲレンデに行きましたが、天気の良い日は少し暑いと感じるくらい防寒性能が高いので、ベンチレーション機能はうらやましいです。
ダブルファスナーではない
イージススノーのジャケットは上下どちらからも開閉できるダブルファスナーになっていますが、イージス360°は通常のシングルファスナーです。
個人的にはシングルファスナーでも全く問題なかったので、あまり気になりませんでした。
パスケースがない
イージススノーには左腕の部分に収納可能なパスケースがありますが、イージス360°にはついていないので、別途用意する必要があります。
わたしはバックパックを背負って滑ることが多いので、ショルダーベルトに安いパスケースを購入して取り付けました。
パウダーガードがない
イージススノーのジャケット裏にはウエストパウダーガードがついていて、新雪などに飛び込んでも雪が入り難いようになっていますが、イージス360°にはパウダーガードがありません。
パウダーをがっつり楽しみたい方は、イージススノーのほうが向いていそうですね。
イージス360°はスキーやスノーボードにも使える?
イージス360°はスノーウェアとしても全く問題なく使えます。定番のイージススノーに比べると価格が割高ですが、それでも一般的なスノーウェアに比べると半額以下の値段ですし、機能面に関しては個人的にはなんの不満もありません。そして何よりデザインが気に入っています。趣味を楽しむのであれば見た目の好みも大切ですよね。
後は耐久性がどのくらいあるのか気になるところですが、その辺は使い込んでみないとわかりません。この価格なら気兼ねなくガンガン使っていけそうなので、スノーウェアとしてだけでなく、様々な用途でがっつり使い込んでみたいと思います。
以上、ワークマンのイージス360°リフレクトの紹介でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。