こんにちは、はんか です。
今回は、GoPro11miniのバッテリー性能について検証した結果を紹介します。
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まずは内蔵バッテリーでの連続撮影時間を計測して、さらにモバイルバッテリーを使った給電撮影ではどのくらい撮影できるのかも測ってみました。
![gopro11mini,モバイルバッテリー](https://hankanoayumi.com/wp-content/uploads/2022/11/CFF2A33B-1668-4A76-A5B7-956F61F5D0EA.jpeg)
使用するのはAnkerのPowerCore III で25600mAhの大容量タイプです。
GoPro11miniの内蔵バッテリーの容量は、公式サイトに1500mAhと掲載されているので、それに比べると約17倍くらいの容量になるので、計算上はかなり長時間撮影できるはずです。
使用するmicroSDカードはSanDiskのExtremeProの256GBです。
このSDカードをGoProに入れると、撮影時間が7時間48分と表示されます。
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このため、モバイルバッテリーの電源を使い切るよりも早くSDカードの容量が足りなくなると予想していたんですが…
GoPro 11miniのバッテリー性能がどの程度なのか気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!
GoPro11mini内蔵バッテリーの録画可能時間
まずは内蔵バッテリーの録画可能時間を計ります。
GoProをフル充電した状態でフォーマットしたSDカードを入れて、時計の正面に設置して録画を開始します。
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これで録画が止まるまでの時間を計ります。
カメラの設定は、解像度がフルHDでフレームレートが60フレーム、画角はリニア+水平ロック、手ブレ補正はオートブーストにしてあります。
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プロチューンのほうは、ハイビットレートでシャッタースピードや明るさやホワイトバランスは全て自動にしてあります。画質は高で、カラーは自然にして、RAWオーディオ、ウィンドノイズ低減はオフにしてあります。スマホとのBluetooth、Wi-Fi接続はしていません。
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これが自分が今一番使うことの多いビデオ設定なので、これでどのくらい撮影できるのかを確認したいと思います。
GoPro11miniの熱問題
録画開始から30分。撮影は問題なく継続しているんですが、GoProを触るとかなり筐体が熱くなっています。
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自宅にあった非接触タイプの体温計に料理などの温度を測るモードもあったので、それで表面温度を測ってみると、カメラ前面が41.9°、上部が47.5°、後面が54.5°とかなり高音になっています。
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![gopro11mini,温度](https://hankanoayumi.com/wp-content/uploads/2022/11/32310B44-DF76-4C9A-803D-8175F57F3C49.jpeg)
録画開始から48分。なんと熱によって録画がストップしてしまいました。
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カメラの電源を入れてみると、上部液晶に高温になったため電源がオフになりましたと表示されていました。
![gopro11mini,熱停止](https://hankanoayumi.com/wp-content/uploads/2022/11/41EF3718-1797-4574-AB77-3ABB47EF5BEA.jpeg)
フルHDの撮影で熱停止するとは、いきなり予想外の展開です。
GoPro11miniの熱停止しない設定
まさかの熱停止という結果だったので、少し撮影の設定を変えて、カメラの負担を少なくしてもう一度撮影してみます。
とはいえ画質に関してはこれ以上妥協できないので、とりあえずフレームレートを24フレームに変更して、それ以外は先程と全く同じ設定で撮影してみることに。
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GoProのほうは再度フル充電して、SDカードもフォーマットして、しっかりと冷めた状態で撮影を開始します。
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1時間後。問題なく撮影できています。表面温度は前面40.3°、上部40.2°、後面47.4°と、60フレームでの撮影よりはかなり低くなっています。
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2時間後。今度は内蔵バッテリーが空になって撮影が止まりました。温度は変わりなく熱警告はでていません。
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GoProの撮影映像を確認すると録画時間は1時間58分でした。
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GoPro11miniの給電撮影
続いてモバイルバッテリーを使った給電撮影での録画時間を計ってみます。
![gopro11mini,給電撮影](https://hankanoayumi.com/wp-content/uploads/2022/11/1F3148BC-AA66-4563-BF06-F3744FA4A489.jpeg)
カメラの設定は変更せずに、フレームレートは24フレームです。
GoProとモバイルバッテリーはフル充電して熱がとれている状態で、SDカードはフォーマットして空になった状態で撮影を開始します。
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12時間後。まだ撮影は継続しています。モバイルバッテリーの容量は8段階のうち2個しか減っていません。
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24時間後。まだまだ撮影は継続しています。モバイルバッテリーの残量は急激に少なくなり、8段階のうち残り1個になりました。
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27時間後。ようやく撮影がストップしました。
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モバイルバッテリーとGoPro本体のバッテリーが空になり、電源切れにより録画停止です。
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SDカードの残量をパソコンで確認してみると、残り2.33GBでこちらもギリギリでした。
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GoPro11mini内蔵バッテリーの性能 まとめ
ということで。
今回はGoPro11miniの内蔵バッテリーの性能について検証してみましたが、かなり予想外の結果になりました。
まず残念なポイントとして、GoPro 11miniはかなり熱に弱い印象です。60フレームとはいえ、フルHDの撮影で熱停止してしまうというのはちょっと予想外でしたし、もっと暑い環境だったり、解像度を上げての撮影なんかでは、かなり熱に注意が必要になると思います。
逆に良かったポイントは、内蔵バッテリーの持続時間は予想以上に長かったです。
今回の設定では約2時間の連続撮影ができたので、こまめに電源を落としながら必要なシーンだけ撮影するのであれば、半日くらいのイベントなら、なんとか充電が持ちそうです。
そしてもうひとつ。SDカードの撮影可能時間に関しては、大容量のカードであればかなり長い時間収録できることがわかりました。
今回の設定であれば、GoProに表示されていた7時間48分という目安よりも3倍以上は長く撮影できたので、電源のない場所での観察動画などにも使えそうです。
ただ給電撮影に関しては、通常サイズのGoProでも同じように撮影できますし、中のバッテリーを抜いても給電撮影ができるので、重量が軽くなって熱にも強くなるというメリットがあります。
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さらにパススルードアという給電撮影用のアクセサリーがあったり、モジュラーを取り付けての給電撮影をすれば音声をクリアに収録できるので、今のところ給電撮影をメインにするのであれば、通常サイズのGoProの方が向いているのかなと思いました。
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GoPro11miniの使い所としては、自分の場合だと子供たちとの海水浴や川遊びや雪遊びなどになるかと思います。
海や川での水遊びや雪山であれば熱停止の心配は少なくなりますし、こういったイベントはだいたい半日くらいで燃え尽きてしまうので、バッテリーに関してもなんとか持つんじゃないかなと予想しています。
やっぱり実際に試してみると、良いところイマイチなところがあるので、GoProの購入を検討している方は、どういった使い方をするかを考えて、用途にあった機種を選んでみてください。
今回の内容はYouTubeにも投稿しているので、映像で確認したい方は、ぜひそちらもご参照ください。
ということで、今回はGoPro 11miniのバッテリー性能について検証結果の紹介でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。