GoProをワンタッチで着脱できるマウントアダプターが最高だった話

こんにちは、はんか です。

今回はGoProのクイックリリースマウントアダプターを紹介します。

 

goproマウント,簡単

Amazonで販売されているのを見つけて購入してみたのですが、コレが想像以上に便利なアイテムで、このアダプターを使うことで、GoProのマウントを簡単に着脱でぎるようになります。

今回は、このマウントアダプターの特徴と実際に使ってみて感じたメリットとデメリット、そして個人的におすすめな使い方などを紹介します。

GoPro定番のネジで固定するフィンガーマウントの取り付けが面倒だと感じている方には、おすすめの製品なので、ぜひ検討してみてください。

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GoProマウントアダプターの特徴

この製品にはGoPro側アダプターが1個と、2種類のベースマウントが同梱されています。

gopro,クイックリリースマウントアダプター

ベースマウントのひとつは、GoPro側と同じフィンガーマウントで、2本の爪をネジで固定するタイプです。

gopro,フィンガーマウントアダプター

もうひとつのベースマウントは、1/4インチサイズのネジ穴があるベースで、三脚などに直接取り付けることができます。

gopro,ネジ穴マウント

素材はABS樹脂なので熱や衝撃にも強くて扱いやすいですし、表面の質感もなかなか良くて、チープな印象はありません。

サイズはベースマウントがちょうどペットボトルのフタくらいの大きさで、実際に取り付けてみると少しかさばってしまいますが、この製品の利便性を考えると個人的には許容範囲だと思っています。

ウランジ,goproアダプター

重さはgopro側アダプターとネジ穴ベースを合わせると約72gありますが、手に持ってみると見た目よりも軽く感じます。実際にGoProに取り付けて使っていても、重さによる負担はほとんど感じません。

goproアダプターの重さ

GoProをワンタッチで取り付ける方法

マウントの接続部分はバヨネット式になっていて、アダプター側を差しこんで90度回旋させると、ベース側の溝と噛み合って固定されます。

gopro,バヨネット

接続時のロック機能はありませんが、接触部分がマグネットになっているので、簡単に緩んだり外れてしまうことはありません。

ulanzi,goproアダプター

バヨネットをかみ合わせると、軽い力ではズレません。

かなり強力なマグネットで、バヨネットを解除した状態で逆さまにしても、GoProの重さくらいであればしっかりくっついていて、手で引っ張らないと外れないようになっています。

gopro,ワンタッチ着脱

バヨネットを解除しても、マグネットでぴったりくっついています。

GoPro側にアダプターを取り付けて、使用するマウントアイテムにベースマウントを取り付けておけば、GoProのクイックリリースシステムの完成です。

GoProマウントアダプターおすすめポイント

GoProを秒速着脱

GoProは純正のバックルとベースを使ってワンタッチ着脱することもできます。

gopro9,バックル

gopro9に同梱されていた純正バックル

ただ、純正バックルは固定するときにある程度力を入れる必要があるので両手で取り付ける必要がありますし、固定した後にゴムカバーをするのも地味に面倒です。

gopro,バックル,ゴム

それに比べて、今回のマウントアダプターを使うと、差しこんで90度回すだけなので1秒もかかりませんし、片手だけでも簡単にGoProを着脱することができます。

gopro,ワンタッチ

GoProをいろいろなマウントに付け替えながら使いたい場合などは、セッティングの手間を大幅に削減てきるので、かなり快適に撮影することができるようになると思います。

マウントの汎用性が高い

純正のベースは両面テープなので、使える場所が限定されたり、一度取り付けてしまうと再利用できないというデメリットがありましたが、今回のマウントアダプターは2種類のベースを使うことで、いろいろなところに取り付けることができます。

フィンガーマウントとネジ穴マウント

ネジ穴のベースは三脚に直接取り付けても良いですし、三脚のクランプをアルカスイス互換にしている場合は、アルカスイス互換のプレートに付けておくこともできます。

gopro,三脚

三脚に直接取り付けても良いですが、これだとGoPro専用の三脚になってしまいます。

gopro,アルカスイス互換

アルカスイス互換のプレートにベースを取り付けておけば、三脚を他のカメラと共有できます。

gopro,ピークデザイン

アルカスイス互換クランプの三脚なら、取り付けもワンタッチで素早く簡単にできます。

わたしはピークデザインのキャプチャーを使っているので、標準プレートにこのマウントを付けておけば、バックパックにも簡単に取り付けできるので、他のカメラと併用して使うときもキャプチャーを共有することができます。

gopro,キャプチャー

gopro,POV

フィンガーマウントのベースは、純正バックルに取り付ければ、今まで使っていたベースにクイックリリース機能を追加して使うこともできますし、他のフィンガーマウントのアイテムにも簡単にGoProを取り付けられるようになります。

純正バックルの改造

GoPro9に同梱されていたバックルにフィンガーベースを取り付けることもできます。

スイベルクリップ,クイックリリースクランプ

スイベルクリップへの付け替えも一瞬でできるので便利。

このマウントは、取り付け位置を180°反転させることもできるので、固定されたフィンガーマウントを使っているときでも、ネジを外さずにカメラの向きを変えらことができるので、これも地味に便利なポイントです。

gopro,180°

goproを反転

差し込む位置を180°変えるだけなので簡単です。

GoProマウントアダプターのデメリット

①ベースの個別販売が欲しい

このマウントアダプターは、実際に使ってみてかなり気に入ったので、もう1セット買い足して使っているのですが、ちょっと残念なのは、この製品はGoPro側マウントとベースマウントのセットでしか販売されていないことです。

ulanzi,ベースマウント

GoPro側のマウントはひとつあれば十分なので、セットで購入していくとGoPro側マウントだけが余ってしまいます。

goproベースマウント

GoProをたくさん使っているなら良いのですが…

できればネジ穴用とフィンガーマウント用のベースマウントを、それぞれ個別で販売してくれると、用途に合わせて必要なものだけ追加購入できるので、ありがたかったです。

②角度制限がある

このアダプターは円柱型で少し幅もあるので、縦方向に動したときにアダプター同士が干渉してしまいって、角度が少し制限されてしまいます。

gopro9,角度制限

goproマウント,干渉

マウント面とGoProが完全にフラットにはならないので、例えばキャプチャーを使ってバックパックに取り付けるときや、ネックマウントでカメラを上向に取り付けたいときは、角度に注意する必要があります。

gopro,ネックマウント,上向

ネックマウントは少しゆとりがあるので問題ありませんが…

gopro9,バックパック

キャプチャーは角度的にこれ以上うえを向かないので、かなりギリギリです。

どちらも実際に試してみると、ギリギリ正面を向いてくれるので使えるのでが、身体を前屈みにしたりすると、GoProも下を向いてしまうので、取り付ける位置や撮影時の姿勢などには気を使います。

③マグネットの耐久性が不安

この製品には強力なマグネットが使われていますが、GoPro側マウントのマグネットをみると、はめ込んであるだけのシンプルな構造になっています。

gopro9,マグネット

このタイプのマグネット製品は、時々マグネットだけが外れてしまうことがあるので、磁力が強力なだけにアダプターを取り外すときは少し不安になります。

この辺の耐久性については、長く使いこんでいかないとわからないのですが、マグネット部分にゆるみがないかなどは、こまめに確認していきたいと思います。

GoProマウントアダプターとネックマウント

わたしが今回この製品を購入した一番の目的は、ネックマウントの使い勝手を改善するためです。

gopro9とネックマウント

ネックマウントのメリット

ネックマウントは首にかけるだけで簡単にGoProを身に付けることができて、撮影者の見ている景色をそのまま撮影したような主観撮影ができる人気の高いマウントです。

そしてお値段も安い!

両手がフリーになるので、料理やDIYなどの作業動画を記録したり、子ども達と遊びながらカメラを意識せずに撮影することもできます。

とくに海や川などで遊ぶときにGoProを身に付けたいときは、ネックマウントが一番扱いやすいので、わたしのGoPro撮影には必須アイテムになっています。

ネックマウントのデメリット

身体に身に付ける使い方としては、一番手軽なネックマウントですが、少し残念なのは着脱時に注意が必要なことと内臓マイクの音声です。

①ネックマウントは折れやすい?

ネックマウントで撮影しているときに、ちょっと寄って撮りたいときなどがあるんですが、そんなときはネックマウントを首から外して手に持ちながら撮影することがあります。

ただ、このネックマウントの着脱を繰り返していると、ジョイントの上の部分に負担がかかってしまうようで、今までにフレームが折れてしまったことが2回もありました。

今使っているのは3代目です。

ネックマウントが折れた

今回のマウントアダプターを使えばネックマウントを付けたままでもGoProを取り外すことができるようになるので、フレーム部分への負担を少なくすることができると思います。

ネックマウント,ワンタッチ

ネックマウントをつけたまま、片手で簡単にgoproだけを外せます。

②ネックマウント使用時のノイズが気になる

ネックマウントを使って撮影した映像をみていると、ギギギッという擦れるようなノイズが入ることがあります。

GoProが服に密着しているので、衣擦れの音かもしれませんし、マウント部分のきしむ音かもしれませんが、かなり不快な音なので以前から気になっていました。

アダプターを使ってGoProを反転させれば、身体から少し離した状態で撮影することができるので、衣擦れのような不快なノイズは軽減されるのではないかと期待しています。

ネックマウント,gopro,向き

ネックマウント時のGoPro内臓マイク性能

実際にネックマウントとマウントアダプターを使って、GoProの向きやウィンドノイズ低減のON・OFFといった条件をかえながら屋外で撮影した映像を比較してみました。

YouTube動画にも投稿したので、そちらもご参照ください。

ネックマウント使用時の GoProの向き

ネックマウント使用時のGoProの向きについては、上向で撮影しているとマイクが口元に近くなるので撮影者の声をしっかりと拾ってくれていました。

ただ、GoPro9は内臓マイクの性能が高いので、従来どおりの下向きでも十分な音量で声を収録できていたと思います。

むしろ上向だと近すぎて、鼻息なんかも簡単に入ってしまうので撮影するときに気を使いますw

また、やはり上向だとGoPro本体のブレが大きくなるので画質への影響がありますし、しっかり固定していないと徐々にGoProが下を向いていってしまうこともありました。

見た目的にも下向きの方が目立たなくて気軽に撮影ができるので、個人的には今まで通り下向きで使うことが多くなりそうです。

見た目やブレの心配がない状況で、とにかく撮影者の声をしっかりと収録したい場合などは、上向で使ってみたいと思います。

GoPro9のウィンドノイズ低減

GoPro9のウィンドノイズ低減機能に関しては、今まで使っていたGoPro6よりもかなり進化していると感じました。

音声は少しこもったようにはなってしまいますが、普通に聞き取れるレベルだと思いますし、急に風が吹いてきたときなどのノイズはしっかりと抑えてくれていました。

今回の屋外での撮影ではあまり感じませんでしたが、ネックマウントで撮影しているときの擦れるような嫌なノイズもかなりカットしてくれるので、今後ネックマウントを使うときは、常にウィンドノイズ低減機能を活用していきたいと思います。

GoProマウントアダプター まとめ

クイックリリースアダプターは、GoProマウントの着脱を簡単にしてくれるおすすめのアイテムです。

GoPro9は手ブレ補正機能が強力なので、ジョイント部分の剛性にはそこまでシビアにならなくても良いと感じていたのですが、今回のマウントアダプターは固定力や安定感もかなり良かったで、今後は全てのマウントアクセサリーに取り付けたいと思っています。

わたしが購入したときは、Amazonで1,600円くらいと手頃な価格だったので、「ちょっと試してみようかな」という軽い気持ちで購入してみたのですが、個人的には間違いなくお値段以上の価値のある便利なアイテムだと思うので、気になったかたはぜひ試してみてください。

以上、GoProのクイックリリースマウントアダプターの紹介でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
Hanka

ガジェット紹介や、趣味の写真の話、子育て日記や、日常雑記などを書いています。

ツイッターインスタYouTubeも利用しているので、そちらでもコメントやメッセージなどをいただけると嬉しいです。

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