【初めてのブツ撮り】kissmとストロボ1灯でブツ撮りに挑戦

ブツ撮り

今回のテーマは ブツ撮り です。

今までは家族写真しか撮った事がなかったのですが、このブログを始めてから機材などの紹介のために静止物を撮る事が増えました。

正直、動き回る子供達の写真を撮る事に比べたら、動かない物を撮るのは簡単だろうと思っていたのですが、見事に予想を裏切られました。

こだわりだすと深い沼に沈んでしまいそうだったので、とりあえず今ある機材で、素人でも簡単にできるブツ撮りの方法を試してみました。

Check

子育てパパカメラマンは基本深夜の撮影なので太陽の力を借りるこどができません。今回はストロボを使用した天井バウンス撮影を行っています。

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ブツ撮りとは

ブツ撮りとは静止した物を撮る事です。

商品を紹介する写真などは、その写真の印象によって売り上げに大きく影響することがあります。そのためブツ撮り専門のプロカメラマンがいる程の奥深い世界です。

ブログを書いていると、商品ではなくても機材の紹介などのための写真を撮ることがあります。

スマホで撮った写真でも充分なのですが、せっかく写真もテーマにしているブログなので、もう少しこだわってみようと思います。

使用機材

カメラ : キヤノンEOS kiss M

レンズ : EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM

ストロボ : キヤノン430EX III-RT

三脚 : ベルボンULTRA 453mini

背景紙 : 画用紙(四六判788×1091)

ストロボの良質な光を使うため、apscセンサーのカメラでも充分ですし、レンズもキットレンズの標準ズームが使いやすいと思います。

ストロボはガイドナンバー43のストロボを使って天井バウンス撮影を行いました。今回の使用ではフル発光を使う事はなかったので、もう少し小さいストロボでも可能かと思います。

三脚はベルボンのミニ三脚を使用します。

ストロボを使うのでブレの心配は少ないですが、カメラは固定してしまって光量の調整に集中したほうが撮影が楽でした。

背景は画用紙を文房具屋で購入しました。

1枚40円くらいで購入できましたが、シワができてしまうと背景に写ってしまうため、使用頻度が多くなるようなら、専用の背景紙も検討してみたいとおもいます。

本当は情景の伝わる背景を作って撮影できればよいのですが、素人の私にはそこまで上手に設定する事が出来ません。

また、私個人の好みですが、Web用のガジェット紹介などは白背景のほうがシンプルでカッコイイと感じます。

撮影の流れ

構図を決める

被写体はgopro & karmaグリップです。

ブツ撮り,クリップオンストロボ

画角は被写体との距離が欲しかったので望遠端の45mm(フルサイズ換算72mm)にして、被写体が中心にくるようにカメラを配置します。

次に被写体の置き方や、カメラのポジション(高さ)、アングル(角度)を決めていきます。

構図といっても背景がないので簡単かと思いましたが、シンプルなために撮る人のセンスが問われる部分なので、私はかなり悩みました。

露出を決める

まずは絞りとISO感度を決めます。

絞りはピントの合う範囲を深くするために、まずはf8に設定しました。

ISO感度はストロボの良質な光を使うので低感度にします。100にしようかと思いましたが、下げ幅を残すために400に設定しました。

最後にシャッタースピード(SS)を設定します。

先に決めた絞りとISO感度に設定した状態で、背面液晶をみながらSSのダイヤルを回して、ストロボ同調速度限界の1/200以下の範囲で、真っ暗になる状態に設定します。

シャッタースピード,ブラックボックス

今回は1/200に設定しました。

SS1/200

f8 ss1/200 iso400 ストロボなし

上の写真のように、今回の設定でストロボを使わずに撮影するとかなり暗く写りますが、実際は下の写真のように明るい部屋で撮影しています。

環境光

撮影時の部屋の明るさ

絞りとISO感度を好きな設定にして、SSで露出をアンダーにするように設定します。

その状態にストロボの光を足すことで、環境光に左右されずに、ストロボだけで明るさを調整していきます。

光量を決める

ストロボの光量で明るさを調整しながら撮影していきます。

まずは被写体の明るさを優先して光量を決めていきます。

そこからキヤノンのストロボに付属している、キャッチライトパネル、ワイドパネル、ディフューザーカバーを使って光のあたり方や、陰のつきかたをみていきました。

撮影結果

今回はカメラにストロボを装着した状態で撮影を行いました。

撮影した部屋は、白い壁と天井の6畳洋室です。

ストロボ直射撮影

ストロボ直射

露出:f8 ss1/200 iso400

光量:1/32

天井バウンス撮影

天井バウンス

露出:f8 ss1/200 iso400

光量:1/4

キャッチライトパネル使用

キャッチライトパネル

露出:f8 ss1/200 iso400

光量:1/4

ワイドパネル&キャッチライトパネル

ワイドパネル

露出:f8 ss1/200 iso400

光量:1/4

ディフューザーカバー使用

ディフューザーカバー

※ワイドパネルのみを撮り忘れました^^;

天井バウンスでも、しっかりと綺麗な光で撮れているように感じます。

また、キャッチライトパネルやディフューザーカバーを使うことで、天井からの反射光だけでなく、正面からの光も足すことできるので、ある程度の応用はできると思います。

個人的にはキャッチライトパネルを使用した写真が今回の中では気に入っています。

レンズの反射が気になりますが^_^

ブツ撮り,クリップオンストロボ

画質は劣化しますが、編集で背景を白くしてしまえば、被写体の明るさとその陰だけを考えて調光してもよいかもしれません。

6d2,エブリデイスリング5l

Check

今回の練習では、撮影しながら構図や露出を変えてしまうと、明るさへの影響がどこから来るのかわかりづらくなってしまうことがありました。慣れるまでは構図→露出→調光の順に設定しながら撮影していきたいと思います。

物撮りは難しい

今回初めてブツ撮りに挑戦してみましたが、背景や光と陰などにこだわっていくと、いろいろな技術や機材が必要なことを知りました。

ただ、ストロボ1灯だけのバウンス撮影でも、ある程度は綺麗に撮れると感じたので、しばらくは今回の方法でブツ撮りに挑戦していきます。

普段写真を撮るときは、その環境の光を意識して露出を決めますが、ストロボなどを使って自分で光を調節して写真を撮れるようになると、今まで以上にいろいろな撮影を楽しめそうです。少しずつですがライティングについても勉強してみたいと思います。

 

この記事を書いた人
Hanka

ガジェット紹介や、趣味の写真の話、子育て日記や、日常雑記などを書いています。

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