【火起こしのコツ】簡単で確実に炭火を準備するための方法

火起こしのコツ

木炭の火起こしにはいろいろな方法がありますが、一番簡単で確実な方法はチャコスタ(火起こし器)と着火剤を使った火起こしです。

火起こし道具

我が家ではグリーンライフの火おこし兼用火消しつぼロゴスの防水ファイアーライターを使っていますが、驚くほど簡単で、失敗するほうがが難しく感じるほど確実に火起こしができます。

今回は、チャコスタと着火剤を使った火起こしの手順やコツ、注意点をまとめてみたので、初めて火起こしに挑戦する方や、火起こしが苦手な方に参考ししていただければと思います。

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絶対に失敗しない火起こしの道具

着火剤はその名の通り火を着けるための燃料剤で、ホームセンターなどでも幅広く取り扱われているので使ったことがある方も多いと思いますが、チャコスタ(火起こし器)については、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。

チャコスタ(火起こし器)って何?

チャコスタはチャコールスターター(炭のスターター)の略で、火起こし器とも呼ばれます。

チャコスタ放置

金属製の細長いバケツのような道具で、木炭を入れて底部から着火すると、煙突効果によって燃焼効率が高まり、簡単に火起こしができます。

チャコスタの煙突現象

おすすめのチャコスタ・火起こし器

我が家で使っているグリーンライフの火おこし兼用火消しつぼのおすすめポイントは、その名の通り火消しつぼとしても使えることです。

スチールの火消しつぼ

火消しつぼは、使い終わった炭火を入れておくことで安全に火を消したり、再利用することもできます。

火起こしだけでなく火を消すところまで活用できて、価格はAmazonで2,000円くらいで購入できるので、かなりコスパの高い製品です。

同じような製品として、キャプテンスタッグのバーベキュー用火消しつぼ火起し器セットがありますが、こちらは火起こし器と火消しつぼが重ねて持ち運ぶことのできる製品です。

価格は3,000円くらいで、グリーンライフよりも少し高くなりますが、火消しつぼの剛性や機密性に関してはキャプテンスタッグのほうが良さそうですね。

もちろんグリーンライフの火起こし兼用火消しつぼも、しっかりと火消しができるので、どちらの製品を選んでも後悔はないと思います。

おすすめの着火剤

着火剤はいろいろな種類がありますが、確実に着火できることを優先するのであれば、ロゴス防水ファイアーライターがおすすめです。

水に強くて雨の中でも燃え続けますし、湿気て使えなくなることもありません。

着火剤に雨

高火力で燃焼時間も長く、真上に炎が燃え上がるので、火起こし器との相性も抜群です。

着火剤の火力

ロゴス防水ファイアーライターの魅力は、以下の記事でも紹介しているのでご参照ください。

おすすめの木炭

木炭には黒炭と白炭の2種類があります。

黒炭の特長白炭の特長
価格が安い価格が高い
火付きが良い火付きが悪い
煙が多い煙が少ない
燃焼時間が短い燃焼時間が長い

簡単で確実に火起こしができることを優先するのであれば黒炭を選びましょう。ホームセンターなどでも販売されている一般的な木炭で、手軽に準備できるのもありがたいですね。

白炭として有名な備長炭は、火付きが悪いという特徴がありますが、火起こし器と着火剤を使えば火起こしはそれ程難しくありません。

燃焼時間が長くて炭を追加する必要も少ないので、安定した火力で料理をしたいときや、ゆっくりと炭火を囲みたいときなどにおすすめです。

価格は高いですが、火消しつぼがあれば再利用もできますし、燃焼時間を考えればコストは価格の違いほど大きくないと思います。

絶対に失敗しない火起こしの手順

火起こしの手順
  • STEP 1
    着火剤のセット

    ロゴス防水ファイアーライターの使い方

    コンロの中央に着火剤をセットします。今回はロゴス防水ファイアーライターを2個使います。

  • STEP 2
    火起こし器のセット

    グリーンライフ火起こし兼用火消しつぼ

    火起こし器を着火剤の上に乗せます。

  • STEP 3
    木炭のセット

    火起こし器と黒炭

    木炭を火起こし器の中に縦に入れます。

    ある程度は詰め込んでも、細い隙間はできるので煙突効果はしっかりと発揮されます。

  • STEP 4
    着火

    口の長いライターがあると、火起こし器の下の穴から直接着火できるので便利です。

    火起こし器の着火

    火起こし器を持ち上げて、着火してから戻してもOKです。

    火起こし器と着火剤

  • STEP 5
    火起こし

    火起こし器

    着火後は何もせずに放置するだけです。

    10分~15分くらいで木炭にしっかりと火が移っているのを確認したら、トングで木炭をグリルに並べて、火起こしは完了です。

    必要に応じて木炭を追加して、うちわなどで扇ぎます。

  • STEP 6
    火消し

    木炭を使い終わったら、火起こし器の底部に蓋をしてから炭火を入れて、上部の蓋をしっかりと閉めて密封します。

    スチールの火消しつぼ

    火消しつぼ
    木炭を入れた直後は、火消しつぼもかなり熱くなるので注意が必要です。消炭はそのまま捨てることもできますし、次回、再利用することもできます。

YouTube動画もご参照ください。

火起こしにかかる時間

火起こし器は燃焼効率がとても良いので、着火後に放置している時間が長過ぎると、木炭が燃え尽きてしまう可能性があります。

調理を開始する時間に合わせて丁度良い火力にするためには、火起こしにかかる時間を把握して着火のタイミングを調整しましょう。

火起こしにかかる時間は、使う道具や環境によっても変わってきますが、今回紹介したチャコスタと着火剤と黒炭を使用した場合は、着火してから15分くらいで火起こし器から炭を取り出すのが丁度良いタイミングでした。

チャコスタの時間

バーベキューなどの準備をするときは、まずは着火前のスタンバイ状態まで準備します。

グリーンライフの火起こし器

着火剤とチャコスタと炭をセットしたスタンバイ状態

後は食席や食材の準備などを優先して行い、食事を開始する予定時間の15分〜20分前に着火すれば、効率的に準備ができると思います。

新聞紙による火起こし

着火剤やチャコスタなどを準備できなかったり、忘れてしまったときに活躍してくれるのが、新聞紙やダンボールなどの紙燃料です。

ただし、紙は手軽に準備できて勢いよく燃えてくれますが、燃え尽きるのも一瞬です。

木炭に火をつけるためには、強い火力を長く維持する必要があるので、紙燃焼だけで木炭の火起こしに挑戦するのはおすすめできません。

新聞紙などの紙燃料を火起こしに使うときは、乾燥した枯れ木や落ち葉などを上に集めて、その上に木炭を乗せてから着火することで、燃焼時間を長くすることができます。紙はあくまで最初の火付けのための燃料として使いましょう。

ガスバーナーによる火起こし

ガスバーナー(ガストーチ)を使って、木炭を直接あぶる火起こしの方法もありますが、バーナーは放射範囲が限定的であまり効率的ではありません。

何分も火炎放射器のように木炭を炙り続けるのは想像以上に大変ですしコストもかかるので、個人的にはバーナーのみでの火起こしも、あまりおすすめできません。

ガスバーナーを火起こしのためだけに準備するくらいなら、チャコスタと着火剤を準備したほうが確実に火起こしができると思います。

火起こしのコツまとめ

チャコスタと着火剤と黒炭を使えば、誰でも簡単に火起こしができるので、初めて火起こしに挑戦する方や、火起こしが苦手な方にはおすすめの方法です。

ソロキャンプなどで、道具をできるだけ使わずに火起こしを楽しみたいという方には味気ない方法かもしれませんが、家族や友人と食事を楽しみたいときは、火起こしの手間や失敗のリスクを最小限にすることも大切なポイントです。

グリーンライフの火おこし兼用火消しつぼとロゴス防水ファイアーライターはかなりおすすめの火起こしアイテムなので、ぜひ試してみてください。

以上、簡単で確実な火起こしのコツの紹介でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
Hanka

ガジェット紹介や、趣味の写真の話、子育て日記や、日常雑記などを書いています。

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