こんにちは、はんか です。
今回はColemanのキャンパーインフレーターマットをレビューしたいと思います。
我が家ではsnowpeakのヴォールトというテントを使っているので、そのサイズに合わせて、ダブルのセットを2個、合計4枚のマットを購入しました。
さすがに4枚も購入すると、なかなかの出費になってしまったんですが、それでもsnowpeakの純正インフレーターマット(TM-193)1枚分以下の価格です。
今回購入した Colemanのマットはインフレーターマットとしては比較的安い製品ですが、ネットのレビューや口コミをみると、かなり評価が高くて人気のある定番マットです。
ただ、寝具は使ってみないとわからないこが多いので、今回はこのマットの基本仕様やサイズ感などを確認しながら、準備にかかる時間や、実際の寝心地なとをできるだけ詳細にレポートしたいと思います。
ヴォールトのインナーマット選びで悩んでいる方や、Colemanのキャンパーインフレーターマットの購入を検討している方に参考にしていただければと思います。
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Colemanキャンパーインフレーターマット レビュー
まず製品が届いたときに、箱が2つしかなかったので、「ん?確かマット4枚分注文したはずだけど…」と思ったのですが、箱にはしっかりと2枚セットと記載されていました。
このサイズに2枚分のマットが収まっていることに驚きました。想像していたよりも収納時のサイズはコンパクトです。
同梱品と基本仕様
付属品は収納ケースとゴムバンドだけ。
ゴムバンドは使わなくなりそうですが、マットが2つ収まる収納ケースはありがたいですね。
公式ページの基本仕様をみると、マット1枚の収納時のサイズは直径約15cm×70cmと掲載されていますが、今回は2枚セットで収納されているので直径は約21cmくらいありました。
重さは1枚約1.8kgですが、このサイズなので見た目から想像するよりはずっと軽く感じます。
表面はポリエステル生地で撥水性がり、水や汚れに強い素材。テント内では結露でマットが濡れてしまうことがあるので、撥水性のある素材の方が使い勝手は良いですね。
両サイドには連結用のボタンがついて、並べて使うときも隙間が開きにくくなっています。
膨らむのにかかる時間
空気を抜いている状態での厚みは約6mm。(未使用時)
バルブを開くと中の圧縮されていたウレタンが元の状態にもどりながら自動的に空気が入って膨張します。
バルブを開いてから実際にどのくらいの時間で膨らむのかを計ってみました。
バルブを開くと、シュッーっという音がして空気が入って膨らんでいくのがわかります。
3分くらいで空気の入る音はほとんど聞こえなくなりました。マット上部の厚みは約11mm。
5分経過。マット上部の厚みは約15mmです。
10分経過。マット上部の厚みは約27mm。なかなか上部は膨らみませんが、中央部は約42mmまで膨らんでいました。
15分経過。マット上部35mm、中央部47mm。
20分経過。マット上部40mm、中央部49mm
30分経過。マット上部40mm、中央部49mm。
20分を過ぎると、あまり厚みは変わらなかったので、自然に膨張するのはこのくらいが限界なのかもしれません。
公式ページに掲載されていた厚み50mmには達しませんでしたが、このマットの収納ケースは底に穴が空いていて、ここにバルブを差し込んで空気入れとして使うこともできます。
実際に試してみると結構使えそうなので、準備時間を短縮したいときや、しっかりと空気を入れたいときに活用していこうと思います。
自然膨張したマットに収納ケースを使って空気を追加すると、あっという間にマット上部も中央も50mm以上の厚みになりました。
厚さと寝心地
実際に寝てみると寝心地はかなりいいです。
頭や肩、骨盤、踵などの骨の突出部の当たりはしっかりと緩衝されて痛みを感じることはありませんし、ほど良い硬さがあるので身体が沈みこむことはなく、寝返りもスムーズです。
個人的にはこれ以上柔らかくなると逆に翌朝腰が痛くなると思うので、本当にちょうど良い硬さだと思います。
撤収にかかる時間
続いて撤収するときは、バルブを開いて反対側から丸めながら空気を抜いていきます。
1枚の空気を抜くのに約2分かかったので、これが4枚になると結構手間ですね。
空気を抜いた後の厚さを測ってみると約8.5mmなので、使用前の6mmまでは圧縮できていませんでした。
使用前の2枚セットは収納時の直径が約21cmでしたが、1回使用後の2枚セットは直径は約23cmと少し太くなってしまいました。
ただ、収納ケースは少しゆとりのある大きさなので簡単に収まってくれます。
ヴォールト純正マットのサイズと形
我が家で使っているsnowpeakのヴォールトのインナーテントは、足元側が狭くなっている台形なので、社外品ではなかなかぴったりのサイズのインナーマットがなかったので、ちょっと割高ですが純正のヴォールト用 マットシートセットを使っていました。
ヴォールトのインナーテントの床面は、公式ページでは横幅280cmとなっていますが、純正の専用マットのサイズを測ってみると足元側は約243cmしかありません。
ヴォールト純正マットの寝心地
純正マットはサイズがピッタリなので見た目はいいんですが、厚さは約5mmしかありません。
さすがにこの厚さだと、柔らかい土の上でも一晩寝ると翌朝には身体が痛くなってしまいました。銀マットなどを重ねて使ってみたのですが、やっぱり寝心地はイマイチです。
このお値段なら、せめてもう少し厚みが欲しかった…
Colemanキャンパーインフレーターマットを選んだ理由
今回、Colemanのインフレーターマットを選んだ一番の理由は、サイズがヴォールトのインナーテントに綺麗に収まるからです。
実際にヴォールトでColemanのインフレーターマットを使ったときの、セッティングを紹介します。
①まず純正シートを引きます。
②インナーテントを吊り下げます。
③銀マットを引きます。必要ないかもしれませんが、今まで使っていたものがあったので、インフレーターマットの保護のために使ってみました。
④インフレーターマットを引きます。
⑤純正マットを引きます。
あとは、この上に寝袋などをひいて完成です。実際にインフレーターマットをひいてみると、頭側は両サイドに約10cmの余裕があります。
足元側は両サイドともにマットから横に5cmくらいはみだしてしまいますが、実際に使うときはインナーテントに少しあたるくらいなのでほとんど気になりません。
Colemanのキャンパーインフレーターだマットは、ヴォールトでの就寝時に必要なスペースを無駄なくしっかりカバーしてくれるので、本当にちょうど良いサイズのマットだと思います。
Colemanキャンパーインフレーターマットの耐久性
インフレーターマットを購入する時に一番気になったのは耐久性についてです。
空気で膨張する仕組みなので、どこかに穴が空いてしまうとしっかりと膨らんでくれなくなってしまいます。
残念ながらColemanのキャンパーインフレーターマットにはリペアキットなどは同梱されていなかったので、もしも穴が空いてしまった場合は補修材などを別途購入する必要があります。
まだ使い始めたばかりなので耐久性についてはわかりませんが、せっかく4枚も同時に購入したので、これから何泊使えるのか検証していき、空気漏れなどが発生した場合は、この下に追記していきたいと思います。
追記がなければ、問題なく使えていると思ってください。
ヴォールトにおすすめのインナーマット
snowpeakのヴォールトは形が特殊なので、インナーマット選びが難しいテントですが、Colemanのキャンパーインフレーターマットは個人的にはかなり理想に近い製品でした。
ちょっとコストはかかりましたが、テントでの寝心地の良さはキャンプを楽しむためにかなり重要なポイントなので、もっと早く購入しておけば良かったです。
このマットがあれば高価な純正マットは買わなくて良かったかも…
ヴォールトのインナーマット選びで悩んでいる方はぜひ検討してみてください。
以上、Colemanのキャンパーインフレーターマットの紹介でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。