夏 を象徴する花といえば ひまわり。
ひまわりは、種からでも意外と簡単に育てる事ができるので、最近は自宅の庭で育てる方も増えています。
また田舎では、広い土地を利用したひまわり畑やひまわり迷路などを作って、夏になると盛大なイベントを開催している場所もあります。
今回は、ひまわりを被写体にした夏を感じる写真を目指して、撮影に出かけてみました。
ー YouTube動画もご参照ください。ー
ひまわり写真の時期
夏のイメージがあるひまわりですが、種をまく時期や気候によって見頃の時期が変わります。
また様々な品種があるため、初夏に咲くひまわりもあれば、秋に見頃を迎えるひまわりもあり、場所を選べば意外と長く楽しめる花です。
実は今回も、お盆を過ぎてからひまわりを撮影しようと思ったのですが、近所のひまわりは完全に枯れ果てていました。
今年はひまわり撮らなかったな…
と半分諦めていたのですが、調べてみると遅咲きのひまわりを楽しめる場所がいくつかあり、今回は、新潟県妙高市のひまわりコキア王国に出かけました。
ひまわりコキア王国のひまわりは9月上旬に見頃を迎える品種も多いので、夏の終わりでも満開のひまわり撮影を楽しむ事ができました。
ひまわり写真のカメラとレンズ
いろいろと試しながら撮影するために、カメラを2台持ち出しました。
使用カメラ
どちらもコンパクトな機種なので、スリングバックにすっぽりと収まり、携帯性は抜群です。
使用レンズ
EOS RPでは便利ズーム、Kiss M では広角ズームを使用しました。
※ ③135mmは、後日家族で再来した時に少しだけ使用しました。
ひまわり写真の構図と作例
構図の知識やセンスのない私ですが、なにかしら意図をもって撮影するように心がけました。
①日の丸構図
主題が明確な日の丸構図は初心者の味方です。
ひまわりの花の形は、なんとなく太陽に似ているので、日の丸構図が似合います。
ズームレンズは背景のコントロールが簡単にできるので、いろいろと試しながら撮影しました。
②クローズアップ
主役がはみ出るくらいまで寄って、存在感と迫力をだしてみます。
マクロレンズなら、さらに寄る事で大きなボケや解像感を楽しめそうです。
③ローロー撮影
構図に迷った時にいつも試してみるのが、
ローポジション・ローアングル撮影。
下からグワッと写せば、迫力のある絵になるはず…
と思いながら撮影しました。
できればもう少し広角でパースを効かせると、さらに印象的な写真になったのかもしれません。
④ボケサンド
主題の前後をボカす、ボケのサンドイッチ。
全体的に黄色くなり、ひまわり感が増します。
ー 番外編 ー
後日、子ども達と再来した時は、EOS RPとEF135mmF2で 写真を撮りました。
子ども達はすぐに飽きてしまったので、あまり写真は撮れませんでしたが、やっぱり人を撮る時の135mm の描写が大好きです。
晴天の屋外での撮影なので、露出オーバーにならないように減光フィルターを使用しています。
ひまわり写真のポイントまとめ
花の写真を撮る時は、早朝や薄曇り、日陰などの柔らかい光の方が、質感や色が綺麗に写ります。
でも ひまわり といえば 夏!
あえて晴天のギラギラとした硬い光で撮影する事で、夏感をアップさせるのもおすすめです。
ちょっとくらい白飛びしても気にしません!
夏だからw
青い空や白い入道雲など、夏を感じる背景を意識して撮影することで季節感が伝わります。
花の見頃の時期だけでなく、撮影する日の天候や時間帯なども重要になりますね。
インパクトのあるひまわりの花を主題に、アングルや画角を変える事で、いろいろな背景を試しながら、夏を感じる素敵な一枚を目指しましょう。