こんにちは、はんか です。
今回はi-WANO(いわの)のホットサンドメーカー HASAMOCCA(はさもっか)を購入したのでレビューしたいと思います。
最近アウトドア用の調理器具として大人気のホットサンドメーカーですが、ホットサンドだけでなくいろいろな料理に使えて、簡単にできる美味しそうなレシピがSNSなどでたくさん紹介されているので、以前からずっと購入を検討していました。
いろいろと調べて悩んだ結果、購入を決めたのが、今回紹介するHASAMOCCA(はさもっか)です。
この記事では、わたしがHASAMOCCAを選んだ理由や、実際の使用感などをできるだけ細かくレポートしたいと思いますので、ホットサンドメーカー選びで悩んでいるかたに、参考にしていだければ嬉しいです。
HASAMOCCA(はさもっか)を選んだ理由
わたしがHASAMOCCAを選んだ一番の理由は、IH対応だからです。
同じメーカーから、最近新しいモデルの製品も発売されていたのですが、そちらはIHには対応していませんでした。
ホットサンドメーカー初心者のわたしにとっては、やはり何度も繰り返し使ってみないと、どんな料理が作れるのかがはっきりとわからなかったので、自宅のIHでも手軽に使えるHASAMOCCAを選びました。
毎日キャンプには行けませんからね…
これは他のアウトドア用品でもそうですが、できるだけ日常生活でも活用できる製品を選ぶことで、多少高額でも、使用頻度が多くなれば、結果的にコストパフォーマンスは高くなることがありますよね。
ちなみに、わたしはこのHASAMOCCAをAmazonで3,000円くらいで購入しました。
ホットサンドメーカーは高いものだと6,000円以上するので、HASAMOCCAはそれほど高額ではありませんし、アウトドアでも自宅でも使えることを考えると、コスパはかなり高い製品だと思います。
ホットサンドメーカー選びのポイント
HASAMOCCAは、「IH対応」というメリットのほかにも、わたしがホットサンドメーカー選びでとても重要だと思う3つのポイントを全てクリアしてくれました。
①セパレートタイプ
ホットサンドメーカーには、上下のプレートのジョイント部分を外せる製品と外せない製品がありますが、わたしは上下のプレートを着脱できるセパレートタイプの製品を探しました。
ホットサンドを作るだけであれば、上下のプレートを外す必要はないのですが、セパレートタイプのホットサンドメーカーは、プレートを分離することによってフライパンとしても使うことができます。しかも2個!
このサイズのフライパンは、キャンプでも使い勝手が良いので、調理器具として準備するかたも多いと思いますが、ホットサンドメーカーがあれば、もうフライパンを持っていく必要はなくなるかもしれません。また、分離できることで洗いやすいというメリットもありますね。
②焼き面が広い
HASAMOCCAのプレートは横幅15cm、縦幅13.5cmとかなり広く、市販の食パンが耳をつけたままでもすっぽりと収まるサイズです。
製品によってはパンの耳を切らないと収まらないホットサンドメーカーもありますが、アウトドアではちょっとした手間が意外に面倒なこともあるので、サイズに余裕があるのは嬉しいですね。
また、フライパンやオーブンとして使うことも考えると、焼き面が広いほうが具材がたくさん入りますし、いろいろな調理に使えそうです。
③焼き面がフラット
ホットサンドメーカーは、パンの耳の部分を圧着するために、プレートの縁が浅くなっている製品があります。
ホットサンドを作るためだけであれば良いのですが、他の調理に使うことも考えると、焼き面がせまくなってしまうので、個人的にはHASAMOCCAのようにフラットなプレートのほうがありがたいです。
また、メーカーのロゴなどの焼印が入るようにプレートに凹凸のある製品もあります。
確かにホットサンドの焼き上がりは映えるかもしれませんが、フライパンとしても使うことを考えると、食材を炒めるときなどは邪魔になりそうですし、洗うときもプレートに凹凸があると汚れが落ちにくくなるので、やはりフラットなプレートのほうが取り扱いは楽そうです。
ホットサンドメーカーの定番レシピ
さっそく人生初のホットサンドメーカー料理に挑戦します。記念すべき一品目は、定番のホットサンドを作ってみることにしました。
ハムとチーズのバターのホットサンド
今回は8枚切りの食パンを使います。パンをHASAMOCCAに乗せてバターを塗ります。
バターはチューブタイプのほうが塗りやすくて手も汚れないのでアウトドアにもおすすめです。
ハムを乗せます。今回はそのまま乗せましたが、プレートで少し焼いてから乗せることもできます。ベーコンならカリカリに焼いてからホットサンドにしても美味しそうですね。
チーズを乗せます。今回は大きいサイズのとろけるチーズをつかいました。
パンを乗せて、上のプレートではさみます。
サイズ的にもゆとりがあるので、手前から飛び出さないように少し抑えてあげると、簡単に挟むことができます。
ハンドルのストッパーをとめて焼いていきます。
火力は中火に設定しました。我が家のIHの中火は170°です。
加熱を始めて2分経過した段階で焼き加減を確認しすると、いい感じに焼けていたので、ひっくり返して反対側を焼いていきます。
中火のまま反対側を加熱し、1分30分で両面ともこんがりきつね色に焼けていたので、完成です。
余熱なしのIHの中火(170°)でホットサンドを焼くときは、片側2分、片側1分30秒を目安にしていきたいと思います。
食べてみると…
外側は香ばしくカリカリに焼けたパン。内側はトロトロのチーズとジューシーなハム。バターの風味がさらに旨みを深めて、まさに食材のワンフォアオールです。
語彙力…とにかくめちゃくちゃ美味しかったですよw
ホットサンドメーカーで目玉焼き
続いて、我が家の子ども達が大好きな目玉焼きをホットサンドメーカーで作ってみます。
まずプレートを中火で温めます。
HASAMOCCAのプレートはフッ素加工されているので、油を引かなくてもコゲる心配は少ないと思います。これもホットサンドメーカー初心者にはありがたいポイントですね。
プレートが温まったら卵を入れます。
卵の白身が少し固まってきたら、我が家では水を入れてフタをして蒸し焼きにします。うちの子ども達は半熟卵が苦手なので、しっかりと黄身まで固くなるように焼いていきます。
ホットサンドメーカーはプレートを重ねることでフタをすることができるので、蒸し目玉焼きを作るにはぴったりです。
中火のまま約2分くらいで、水分がなくなってくれば完成です。
この目玉焼きをご飯の上に乗せたMYG(目玉焼きご飯)が、うちの子ども達の朝食リクエストNo1です。手軽なので本当にありがたい。
キャンプ風にジェラカップに入れたご飯の上に乗せてみました。これでキャンプの朝にMYGをリクエストされても、しっかりと対応できそうですw
ホットサンドメーカーで冷凍餃子
最後にもう一つ。ホットサンドメーカーを購入したら、必ず焼いてみたかったのが餃子です。
わたしは昔、毎日100個以上の餃子を作るバイトをしていたことがあるのですが、それ以来餃子にハマってしまい、プライベートでもいろいろな手作り餃子に挑戦してきました。
そんなわたしの料理人魂?をポッキリとへし折ってくれたのが味の素の冷凍餃子です。
安くて簡単でめちゃくちゃ美味い!
これを食べてしまうと、わざわざ手間をかけて餃子を手作りする気力がなくなってしまいます。
冷凍なので日持ちしますし、アウトドアでも凍った状態からクーラーボックスに入れて持っていけば、美味しく調理することができます。
アウトドアでビールと餃子って最高ですよね。
味の素の公式ページに掲載されている冷凍餃子のフライパンでの調理方法はこちらです。
1 凍ったままのギョーザを、フライパンに火をつける前に並べます。油・水は不要です。
※コゲつきやすいフライパンは、少量の油をひいてください。
2 フタをして、中火で約5分蒸し焼きにします。
※5個以下の少量調理の場合は弱火で。
3 フタを取り、羽根全体に焼き色がつくまで調整しながら焼きます。
引用:味の素商品情報サイト
味の素の冷凍餃子は冷凍した状態から調理することを想定して作られているようですが、今回はキャンプで調理することを考えて、冷凍庫から冷蔵庫に移して6時間ほど経過した状態から焼いてみます。
プレートに餃子を並べます。ぎりぎり6個は入りそうですね。プレートはフッ素加工されているので油はひかずに焼いてみます。
プレートを重ねてから、弱火で5分加熱した状態がこちら。
すでに底の部分にいい感じの羽根ができていたのですが、さらに1分ほど追い焼きをしてしまい、まあまあ焦げてしまいました。
フタをすると中の状態が見えないので、少し早く開けて確認したほうが良さそうです。
内側はしっかりと火が通って、味はとても美味しかったですよ。
こんなに簡単にできて、12個入りで約200円!近所のスーパーでいつでも手軽に購入できて冷凍保存もできるので、これは我が家のキャンプの定番になりそうです。
HASAMOCCA(はさもっか)のデメリット
HASAMOCCAを実際に使ってみると、想像以上に使い勝手が良かったので、正直デメリットに感じるようなポイントは今のところみつかりません。
AmazonでHASAMOCCAのレビューをみても、星5つ中の4.5とかなり高評価の多い製品ですが、なかには批判的なレビューもいくつかあったので、まとめてみました。
パンの耳がくっつかない
まず一番多かった批判的なレビューが、パンの耳がしっかり圧着できないという意見です。
確かにHASAMOCCAはプレートが大きくてフラットなので、実際にホットサンドを作ってみてもパンの耳の部分はしっかりとくっつきません。
フラットで大きいプレートは、フライパンとして使うにはメリットなのですが、ホットサンド作りをメインに考えているのであればデメリットになるのだと思います。
我が家ではフライパンとしても使いたかったのでHASAMOCCAを購入しましたが、もしホットサンド作りをメインで考えるのであれば他の製品のほうが向いているのかもしれません。
わたしがホットサンドのためだけに製品を選ぶとしたら、使ってみたいのはsnow peakのトラメジーノです。
プレートが2分割されていて少し小さいので、市販の食パンなどは耳を切ってから調理する必要があるみたいですが、口コミや評判をみていると、トラメジーノで作ったホットサンドはめちゃくちゃ美味そうなんですよね。
トラメジーノは値段が高いのでなかなか気軽には購入はできませんが、いつか使ってみたいホットサンドメーカーです。
強い火力では使えない
HASAMOCCAは熱伝導率の良いアルミ製でフッ素加工されているので、高温では使えません。
これは他のアルミ製ホットサンドメーカーにも共通していることですが、高温で加熱すると焦げつきやすく、フッ素加工もはがれてしまう可能性があるので、基本的に弱火から中火くらいでしか使えません。
直火OKとはいっても、火力調整が簡単にできるガス調理器での使用は問題ありませんが、焚火や炭火での調理では火力に注意が必要です。
焚き火や炭火でも火力を気にせずガンガン使いたい場合は、重くて手入れは少し大変になりますが、鉄製のホットサンドメーカーを選びましょう。
検品が不十分?
少数の口コミではありますが、パッケージの汚れや不備、製品の傷や破損があったというレビューがありました。
わたしが購入した製品は全く問題ありませんでしたが、開梱時はしっかりと製品の状態を確認して、もしものときには返品もできるように箱や同梱品はとっておいたほうがよさそうですね。
HASAMOCCA(はさもっか)まとめ
初めてのホットサンドメーカーとしてi-WANOのHASAMOCCAを使ってみましたが、とにかく扱いやすくて、いろいろな調理に使えそうなので、個人的には大満足の製品です。
そしてやっぱり、IH対応というのはかなり大きなポイントで、こんなに手軽においしい一品が作れるのであれば、アウトドアだけではなく家でもガンガン使っていけそうです。
まずは家でいろいろなレシピに挑戦して、アウトドアても作れそうな、おいしいキャンプ飯レパートリーを増やしていきたいと思います。
以上、i-WANOのホットサンドメーカー HASAMOCCA(はさもっか)の紹介でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。